ミラーデザインのパウダー散らばり問題を解決! 「プレミアムマットコート」
ブログまだあったんかと思われてそうですが、なんとまだありました。約1年ぶりです。長々と書くこともう無いかな〜とネタ切れで放置してました。そしてその間にJNEC2級とJNA中級を取得しましたイエーイ!
ありがたいことに最近は人様の爪に塗ることも増えたので、自分含め全員欠けたり浮いたり剥がれたりせずに4週間持ってほしいという強い気持ちで色々研究中です。そんな中でも難敵のミラーやオーロラなどのパウダー系。ひたすらああでもないこうでもないと殴り合いを続けてきた戦友のようなパウダーとの闘いも終わりが見えてきた気がするので、私なりの解決策をまとめようと思います。
というわけで、今回はミラーデザインのパウダー散らばり問題の救世主、ナチュラルトレンドさんの「プレミアムマットコート」を使ったミラーフレンチの話です。
使ったもの
- ナチュラルトレンド viviGel:SS-13 Sheer
- ナチュラルトレンド:ベースコート、トップコート、プレミアムマットコート、アイシングジェルクリア
- ミラーパウダー:ナチュラルトレンド ミラーパウダーペン TR01 Pinkgold
- フレンチ筆:flicka nail arts Pedi(スリムアンギュラー)
- ライナー筆:irogelキャップ付きジェルブラシ(liner)
使ったものは楽天ROOM↓にも載せてます。
ミラーフレンチのやり方
- ベースカラーとしてviviGelのSS-13 Sheerを2度塗り(※都度硬化)
- ナチュラルトレンドのプレミアムマットコートをエッジ含め全面にコーティング→硬化
- ナチュラルトレンドのトップコート(ノンワイプトップジェル)をフレンチ筆にとり、エッジに塗らないよう気をつけながら薄くフレンチを描いていく→仮硬化(5秒)
- 3で描いたフレンチのラインに沿って、ナチュラルトレンドのアイシングジェルクリアをirogelライナー筆で描いていく→仮硬化(30秒)
- 3&4で描いた部分にミラーパウダーペン TR01 Pinkgoldを優しく擦りつける
- ダストブラシで余分なパウダーを払う
- ナチュラルトレンドのベースコート(ベースジェル)を5の部分&エッジにコーティング→硬化
- 少しだけ飛び散ってるパウダーを、消毒用エタノールなどをつけたキッチンペーパーで拭き取る
- 全体にトップジェルでコーティング→硬化
この写真はベースカラーだけミキシングで、パウダーは同じ。
ベースカラーの色合いでピンクに見えたりゴールドに見えたりする大人っぽい控えめゴールドなので、ミラーフレンチにちょうど良いです。
爪の表面が見えた方が透け感が出て好きな人もいれば、爪半月が大きかったり剥離や白斑などで爪の表面を見えないくらいにしたい人もいるので、ベースカラーは何でもいいです。何でもミラーフレンチにしたら可愛い。可愛いのは知ってた。
でもね……爪先剥げやすいのでおすすめはできなかったんですよね!!!
ミラーパウダー爆散地獄からの卒業
パウダー爆散し過ぎてこのデザイン(2020年10月)以降自爪にパウダーを使っていない……
ミラーやオーロラパウダーを爪先に使うデザインって一昨年くらいからかなり増えてきましたけど、みんなどうやって4週間持たせてるん!?!?!??? ってブチギレ凸したくなるくらい私は持たせるのが不得意でした。
そしてミラーパウダー憎いあるあるといえば、パウダー擦る→ダストブラシで払う→ぱっと見でキラキラしてるところ拭き取る→行けそうな気がする〜→トップ塗る→どうも〜散らばってま〜〜〜す!!!!!
お、お前……さっき拭き取っただろ……!?
なんでまだ……生きてんだよ……!?!?!?
みたいな、トップ塗ってから湧いたように出てくる散らばったミラーパウダーのキラキラ達。
憎い! 憎過ぎる! 元に戻せない後悔!!!
本当にミラーパウダー全部捨てたろか??? ってくらい憎い日々でした。
似たような殴り合いの闘いを挑んでいる方々のpostをたくさん見つけては模索し、マット塗ってからアセトンで拭き取るといいよ! というpostを参考に最近はアセトンで拭き取っていたのですが、やっぱりパウダー爆散地獄からは逃れられず……
そんな時に、ナチュラルトレンドさんのプレミアムマットコートに出会いました。
こちら。普通のマットコートもあるので、プレミアムはお花の模様が目印です。
元々普通のマットコートもミラーの散らばりが少なめで良かったんですけど、このプレミアムは散らばりがかなり、めちゃめちゃ、少ないです。散らばっても消毒用エタノールとかで綺麗に拭き取れます。
色んな「ミラー散らばりにくいよ」系マットを使ってきましたが、このプレミアムマットコートが1番でした。液質はサラサラ系なので、薄く塗るだけで大丈夫です。
※フォルムとかは作れません。たっぷり塗るとサイドに全部バ〜ッて流れます。
ミラー&オーロラパウダー先端剥げ地獄からの卒業
剥げてほしく無さ過ぎてフレンチを練習していた頃のデザイン
なぜパウダー系は持ちが悪いのか?
それは、時間が経つと先端からよくわからんけど剥げてくるから。
この地獄にもなかなか苦しめられました……いやトップ塗ったじゃん? なんでパウダーから剥がれてくんの? えっ? パウダーの下は無事? は……????? みたいな。
これもたくさんのpostやらツイートやらググった結果やらを睨みつけるように見続け、どうやらパウダーがエッジにいたら剥げるという答えが見つかりました。
なので、そもそもパウダーを擦りつけるために塗るノンワイプジェル(ノンワイプトップやアイシング系)をエッジに何が何でも塗らないように気をつけてみたところ、4週間持ちました。
イエーイ!!!!!!!!!
でもうっかりエッジまで塗りません? 私は毎回何本か塗ります。アホです。
ジェル゛は゛、エ゛ッジま゛で塗゛る゛ッ゛!!
っていう検定の時の記憶が無意識にエッジを包み込んでしまうのです……そんな「いやもうエッジまで塗っちゃったよ!」という時は、100くらいのスポンジバッファーで、パウダー擦りつけてからダストブラシで払う前のタイミングでエッジをササっと削ります。パウダーついてるエッジ部分全体に傷がつけば大丈夫です。
エッジ部分はどうせ4週間普通に生活していれば自然と削れていきます。最初からついてなくても、正面から見た時に変な形に削れてなければ大丈夫です。むしろエッジにパウダーが残ってる方が長持ちしないので、絶対にエッジにパウダーが残らないようにする方が大切です。
そしてさらに持ちを良くするのが、ベースジェル。パウダー擦りつけた部分&エッジをベースジェルでコーティングすることで、トップジェルとの密着度を高めてくれます。ベースジェルは何でも良いです。私はボトルタイプの安いベースジェルをパウダー専用にしています。
サラサラ系で刷毛も塗りやすいので好き。
ノンワイプトップとのセット販売もあります。ナチュラルトレンドさんのノンワイプトップはフォルムも作りやすいもったり系で硬化熱も少なめなので、セルフネイルやデザインチップのコーティング用にもめちゃめちゃ使えます。しかも安い。コスパが良過ぎる。
硬化し過ぎてミラーパウダーつかない地獄からの卒業
↑に載せてるノンワイプトップもなんですけど、60秒しっかり硬化するとパウダーどれだけ擦っても全っ然つかないジェルが存在します。
元々パウダー系は、ノンワイプジェルの少〜しだけ表面に残っている未硬化ジェルに擦りつけているらしいです。なのでおそらく全然パウダーつかない系のノンワイプジェルは、未硬化が全然無いツルツル状態なんだと思います。それはそれで良いことなので、何が何でもパウダーつけたかったら、硬化時間を少し減らせば解決します。
ナチュラルトレンドさんのトップコート(ノンワイプトップジェル)とアイシングジェルクリアは実験してみたところ、30〜45秒硬化でしっかりミラーがついてくれました。
今回のようなノンワイプ系を2工程塗るデザインの時は、1工程目で少しだけ仮硬化→2工程目も合計45秒を超えない程度に仮硬化とすることで、流れたりもせず&うっかり硬化し過ぎてミラパつかない地獄からも卒業できます。
ミラーパウダーデザイン地獄×3の解決策まとめ
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- パウダーを擦りつける前に、ナチュラルトレンドのプレミアムマットをコーティングする
- パウダーを擦りつけたら、ベースジェルでコーティングする
- パウダー擦りつける時は、エッジにつかないようにする
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この3つをしっかり守れば、ミラー&オーロラパウダーの扱いにくさからはほぼほぼ解放されると思います!
インスタのリールで動画としてまとめたので、文字に酔いそうな方は↓もどうぞ。
https://www.instagram.com/orika_nail/reel/CZE4f6lDppy/?utm_medium=copy_link
あとシレッとフレンチ描きましたけど、フレンチ描くなら↓のスリムアンギュラーがかなり描きやすくておすすめです。
中級のフレンチもこれで合格できました。真ん中決めてからサイドから攻めていく派です。