ミラーデザインのパウダー散らばり問題を解決! 「プレミアムマットコート」
ブログまだあったんかと思われてそうですが、なんとまだありました。約1年ぶりです。長々と書くこともう無いかな〜とネタ切れで放置してました。そしてその間にJNEC2級とJNA中級を取得しましたイエーイ!
ありがたいことに最近は人様の爪に塗ることも増えたので、自分含め全員欠けたり浮いたり剥がれたりせずに4週間持ってほしいという強い気持ちで色々研究中です。そんな中でも難敵のミラーやオーロラなどのパウダー系。ひたすらああでもないこうでもないと殴り合いを続けてきた戦友のようなパウダーとの闘いも終わりが見えてきた気がするので、私なりの解決策をまとめようと思います。
というわけで、今回はミラーデザインのパウダー散らばり問題の救世主、ナチュラルトレンドさんの「プレミアムマットコート」を使ったミラーフレンチの話です。
使ったもの
- ナチュラルトレンド viviGel:SS-13 Sheer
- ナチュラルトレンド:ベースコート、トップコート、プレミアムマットコート、アイシングジェルクリア
- ミラーパウダー:ナチュラルトレンド ミラーパウダーペン TR01 Pinkgold
- フレンチ筆:flicka nail arts Pedi(スリムアンギュラー)
- ライナー筆:irogelキャップ付きジェルブラシ(liner)
使ったものは楽天ROOM↓にも載せてます。
ミラーフレンチのやり方
- ベースカラーとしてviviGelのSS-13 Sheerを2度塗り(※都度硬化)
- ナチュラルトレンドのプレミアムマットコートをエッジ含め全面にコーティング→硬化
- ナチュラルトレンドのトップコート(ノンワイプトップジェル)をフレンチ筆にとり、エッジに塗らないよう気をつけながら薄くフレンチを描いていく→仮硬化(5秒)
- 3で描いたフレンチのラインに沿って、ナチュラルトレンドのアイシングジェルクリアをirogelライナー筆で描いていく→仮硬化(30秒)
- 3&4で描いた部分にミラーパウダーペン TR01 Pinkgoldを優しく擦りつける
- ダストブラシで余分なパウダーを払う
- ナチュラルトレンドのベースコート(ベースジェル)を5の部分&エッジにコーティング→硬化
- 少しだけ飛び散ってるパウダーを、消毒用エタノールなどをつけたキッチンペーパーで拭き取る
- 全体にトップジェルでコーティング→硬化
この写真はベースカラーだけミキシングで、パウダーは同じ。
ベースカラーの色合いでピンクに見えたりゴールドに見えたりする大人っぽい控えめゴールドなので、ミラーフレンチにちょうど良いです。
爪の表面が見えた方が透け感が出て好きな人もいれば、爪半月が大きかったり剥離や白斑などで爪の表面を見えないくらいにしたい人もいるので、ベースカラーは何でもいいです。何でもミラーフレンチにしたら可愛い。可愛いのは知ってた。
でもね……爪先剥げやすいのでおすすめはできなかったんですよね!!!
ミラーパウダー爆散地獄からの卒業
パウダー爆散し過ぎてこのデザイン(2020年10月)以降自爪にパウダーを使っていない……
ミラーやオーロラパウダーを爪先に使うデザインって一昨年くらいからかなり増えてきましたけど、みんなどうやって4週間持たせてるん!?!?!??? ってブチギレ凸したくなるくらい私は持たせるのが不得意でした。
そしてミラーパウダー憎いあるあるといえば、パウダー擦る→ダストブラシで払う→ぱっと見でキラキラしてるところ拭き取る→行けそうな気がする〜→トップ塗る→どうも〜散らばってま〜〜〜す!!!!!
お、お前……さっき拭き取っただろ……!?
なんでまだ……生きてんだよ……!?!?!?
みたいな、トップ塗ってから湧いたように出てくる散らばったミラーパウダーのキラキラ達。
憎い! 憎過ぎる! 元に戻せない後悔!!!
本当にミラーパウダー全部捨てたろか??? ってくらい憎い日々でした。
似たような殴り合いの闘いを挑んでいる方々のpostをたくさん見つけては模索し、マット塗ってからアセトンで拭き取るといいよ! というpostを参考に最近はアセトンで拭き取っていたのですが、やっぱりパウダー爆散地獄からは逃れられず……
そんな時に、ナチュラルトレンドさんのプレミアムマットコートに出会いました。
こちら。普通のマットコートもあるので、プレミアムはお花の模様が目印です。
元々普通のマットコートもミラーの散らばりが少なめで良かったんですけど、このプレミアムは散らばりがかなり、めちゃめちゃ、少ないです。散らばっても消毒用エタノールとかで綺麗に拭き取れます。
色んな「ミラー散らばりにくいよ」系マットを使ってきましたが、このプレミアムマットコートが1番でした。液質はサラサラ系なので、薄く塗るだけで大丈夫です。
※フォルムとかは作れません。たっぷり塗るとサイドに全部バ〜ッて流れます。
ミラー&オーロラパウダー先端剥げ地獄からの卒業
剥げてほしく無さ過ぎてフレンチを練習していた頃のデザイン
なぜパウダー系は持ちが悪いのか?
それは、時間が経つと先端からよくわからんけど剥げてくるから。
この地獄にもなかなか苦しめられました……いやトップ塗ったじゃん? なんでパウダーから剥がれてくんの? えっ? パウダーの下は無事? は……????? みたいな。
これもたくさんのpostやらツイートやらググった結果やらを睨みつけるように見続け、どうやらパウダーがエッジにいたら剥げるという答えが見つかりました。
なので、そもそもパウダーを擦りつけるために塗るノンワイプジェル(ノンワイプトップやアイシング系)をエッジに何が何でも塗らないように気をつけてみたところ、4週間持ちました。
イエーイ!!!!!!!!!
でもうっかりエッジまで塗りません? 私は毎回何本か塗ります。アホです。
ジェル゛は゛、エ゛ッジま゛で塗゛る゛ッ゛!!
っていう検定の時の記憶が無意識にエッジを包み込んでしまうのです……そんな「いやもうエッジまで塗っちゃったよ!」という時は、100くらいのスポンジバッファーで、パウダー擦りつけてからダストブラシで払う前のタイミングでエッジをササっと削ります。パウダーついてるエッジ部分全体に傷がつけば大丈夫です。
エッジ部分はどうせ4週間普通に生活していれば自然と削れていきます。最初からついてなくても、正面から見た時に変な形に削れてなければ大丈夫です。むしろエッジにパウダーが残ってる方が長持ちしないので、絶対にエッジにパウダーが残らないようにする方が大切です。
そしてさらに持ちを良くするのが、ベースジェル。パウダー擦りつけた部分&エッジをベースジェルでコーティングすることで、トップジェルとの密着度を高めてくれます。ベースジェルは何でも良いです。私はボトルタイプの安いベースジェルをパウダー専用にしています。
サラサラ系で刷毛も塗りやすいので好き。
ノンワイプトップとのセット販売もあります。ナチュラルトレンドさんのノンワイプトップはフォルムも作りやすいもったり系で硬化熱も少なめなので、セルフネイルやデザインチップのコーティング用にもめちゃめちゃ使えます。しかも安い。コスパが良過ぎる。
硬化し過ぎてミラーパウダーつかない地獄からの卒業
↑に載せてるノンワイプトップもなんですけど、60秒しっかり硬化するとパウダーどれだけ擦っても全っ然つかないジェルが存在します。
元々パウダー系は、ノンワイプジェルの少〜しだけ表面に残っている未硬化ジェルに擦りつけているらしいです。なのでおそらく全然パウダーつかない系のノンワイプジェルは、未硬化が全然無いツルツル状態なんだと思います。それはそれで良いことなので、何が何でもパウダーつけたかったら、硬化時間を少し減らせば解決します。
ナチュラルトレンドさんのトップコート(ノンワイプトップジェル)とアイシングジェルクリアは実験してみたところ、30〜45秒硬化でしっかりミラーがついてくれました。
今回のようなノンワイプ系を2工程塗るデザインの時は、1工程目で少しだけ仮硬化→2工程目も合計45秒を超えない程度に仮硬化とすることで、流れたりもせず&うっかり硬化し過ぎてミラパつかない地獄からも卒業できます。
ミラーパウダーデザイン地獄×3の解決策まとめ
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- パウダーを擦りつける前に、ナチュラルトレンドのプレミアムマットをコーティングする
- パウダーを擦りつけたら、ベースジェルでコーティングする
- パウダー擦りつける時は、エッジにつかないようにする
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この3つをしっかり守れば、ミラー&オーロラパウダーの扱いにくさからはほぼほぼ解放されると思います!
インスタのリールで動画としてまとめたので、文字に酔いそうな方は↓もどうぞ。
https://www.instagram.com/orika_nail/reel/CZE4f6lDppy/?utm_medium=copy_link
あとシレッとフレンチ描きましたけど、フレンチ描くなら↓のスリムアンギュラーがかなり描きやすくておすすめです。
中級のフレンチもこれで合格できました。真ん中決めてからサイドから攻めていく派です。
インクを使った深海ネイル&印象派絵画風ネイル
青が好き過ぎて、爪にも青を塗った方が心身共に健康でいられる気がするので、最近は積極的に爪を青にしています。特に昨年はトレンドカラーが大好きなクラシックブルーだったので、ここぞとばかりに使ってました。
まっ、今年も気にせず青使いまくりますけどね。
というわけで、今回はインクを使った深海っぽいネイルと印象派絵画っぽいネイルの話です。
(この爪……いつよ……というくらい過去のネイルの話になってしまいましたが、なんやかんやお気に入りなのでちまちま書いてました。ちまちま過ぎて2ヶ月かかった。ガハハ)
使ったもの
- カラージェル:ネイルタウンのホイップジェル(N-9、R-9)とメタリックジェル(メタリックゴールド)、CoCoRoNailのグロッシーカラージェル(S02)
- クリアジェル:メルティジェルクリアジェル
- ベース:ベティジェルのピールオフジェル
- トップ:ネイル工房のジェルネイルシステム6番、ネイルタウンのノンワイプマットトップジェル
- 細筆:ブルーシュ #706
- インク:ネイルタウンのブルーミングリキッド(ホワイト、トープ、オリーブ)、ネイル工房のアートオブインク(インディゴ、グレイッシュネイビーブルー)
使ったものは楽天ROOM↓にも載せてます。
ベースとトップの話は↓です。
インクを使った深海ネイルのやり方
- ベースカラーとして、CoCoRoNailのグロッシーカラージェル(S02)を2度塗り(※都度硬化)
- ネイルタウンのノンワイプマットトップジェルを塗る→硬化
- ネイル工房のアートオブインク(グレイッシュネイビーブルー)→ネイルタウンのブルーミングリキッド(ホワイト)→アートオブインク(インディゴ)の順番で垂らしていく
- 濃いめにしたい部分にはグレイッシュネイビーブルーとインディゴを交互に垂らす
- 乾いたら、ホワイトの刷毛の端っこで小さく模様を付け足していく
- 乾いたら、メルティクリアジェルを爪全体に塗る→硬化
- ネイル工房のジェルネイルシステム6番でコーティング。2度塗り(※都度硬化)
いや〜〜〜〜〜〜……インクの楽しさに……気づいちゃいましたよね……。
今回使ったネイル工房さんのアートオブインクがとてもとても素晴らしいのです。なぜなら発色がとんでもなく良い。
ネイルタウンさんのブルーミングリキッドは比較的柔らかめというか薄めというか、インクのせるとふわ〜と色が広がる感じなので、少しずつ重ねていくことで好みの濃さにできる楽しさがあったんですけど、アードオブインクはのせたら即! 色! ド〜ン!!! って感じです。
色味の調整が難しいので、おそらくクリアのインクと併用するのがベストだと思うのですが、今回はこの発色の良さを生かして奥行き出しつつの深海みたいな青を作りました。
どんだけ作るねんっていう。
楽しくてさ……毎回少しずつ違うのも楽しくてさ……たくさん作っちゃいましたね……。
左から3番目はネイルタウンさんのメタリックジェル(メタリックゴールド)をインクが乾く前に描いて、上からインク垂らしてじゅわ〜とさせています。これはこれで良い。最近流行ってる? アルコールインク? のアート? みたいで楽しい。
発色が良い分乾くのはゆっくりなので、重ねまくった後の乾き待ちが若干ありますが、ポリッシュの乾き待ちやジェルの硬化待ち(60秒)と同じくらいなので特に気にはなりませんでした。
ところでネイル工房さんのアードオブインク、商品ページが2種類あるんですけどね。
↑このグレイッシュシリーズの方の色名と番号、しっかり見ておいてほしいんですけどね。
↑ここの、カラー選択画面を押して……
↑はい。さっき覚えた色のところ、どうですか?
グレェィイシュネイビー
グレェィイシュパープル
グレェィイシュローズ
グレェィイシュグリーン
……グレェィイシュとは……?
フフフ……と楽しくなってTwitterに載せたら、アンバサダーの方が直接担当者さんに聞いてくれまして。どうやらGoogle翻訳の音声がこう言ってるから、面白いしそのまま文字にしたそうです。そんなことある???
↑こっちは明度高めの原色系
↑こっちは明度低めのペール&グレイッシュ系。グレェィイシュはこっち。
と、ここまで読み返してて1番書かないといけないこと書いてないぞ? と気づいたのですが、ベースカラーに使っているグロッシーカラージェルS02は、薄めの乳白色カラーです。
S01が白、S02が乳白色(コンデンスミルク)、S03がうすだいだい、S04がラベンダーベージュ、みたいな感じ。
(※05と06はまだ使ってないので割愛)
全体的に薄づきで、特に02と03と04は2度塗りしてもうっすら爪先の白い部分が見えるくらい。シアー系のカラー塗りたいけどこってり塗りたくない! でも爪先とか爪の根元部分の白いところはあんまり透けさせたくないな〜! っていう時にメチャメチャ使えます。今回はほぼインクアートで見えないだろうけどそんなに透けさせたくないな〜ちょっと見えたとしても乳白色っぽくしたいな〜な気分だったので、02に。
ちなみにこってりたっぷり塗ると硬化不良が起きやすいので、しっかり硬化しつつ薄く塗り重ねるのが良さげです。上から別のカラー塗ってグチャアペリッとなったことたくさんありますヒヒヒ。
12色もあるのにまだ3色しか使えてない。後半は結構ピンクみ強めです。
マットトップジェルはこちら。ミラーパウダーもつきにくいし、マット感も良いし、サラサラしてて塗りやすいし、インクの発色を良くするためのベースにも使えるし、年4回半額セールしてるし、マットトップジェルはずっとこれで良いくらいには好き。
インクを使った印象派絵画風ネイルのやり方
- ベースカラーとして、ネイルタウンのホイップジェルN-9を2度塗り(※都度硬化)
- ネイルタウンのノンワイプマットトップジェルを塗る→硬化
- ネイルタウンのブルーミングリキッド(ホワイト)を大中小くらいのサイズ感で垂らしていく
- 3の花びらにする大中サイズの上にネイルタウンのブルーミングリキッド(トープ)とネイル工房のアートオブインク(インディゴ、グレイッシュネイビーブルー)を真ん中辺りに好きな色味になるまで重ねていく
- 3の葉っぱにする小サイズの上にネイルタウンのブルーミングリキッド(ホワイト、トープ、オリーブ)を好きな色味になるまで重ねていく
- インクが乾いたら、ネイルタウンのメタリックジェル(メタリックゴールド)を細筆にとって、花の中心に楕円を描く→硬化
- メルティクリアジェルを爪全体に塗る→硬化
- ネイル工房のジェルネイルシステム6番でコーティング。2度塗り(※都度硬化)
モネみたいなやつをね……やりたかったんですよね……。
1番大切なのはインクの白で、こいつの発色が運命を握っています。ネイルタウンさんのブルーミングリキッドは全体的に発色弱めなんですけど、この白は発色強めなので濃いめの色の上から垂らせば大体しっかり発色してくれます。
その上から好きな色のインクを垂らして重ねていくだけで、なんとな〜く印象派っぽい感じに。
花びら部分は刷毛全体を使って大きめにポタポタと、葉っぱ部分は刷毛の端を使って小さめにチョンチョンと垂らしています。
いや、白のインク万能過ぎるんですけども???
使い過ぎて2本目買うか悩むレベル。
白以外も、オリーブやトープなど、くすみカラー達がたくさんあってこっちはこっちで好き。あとネイル工房さんよりボトルの安定感がある。
(ネイル工房さんのインクは既に2本程倒して指先を緑と黄色に染めました……)
あと実はこれ、まずチップでやってみて、う、う〜〜〜ん??? となりながらTwitterに載せたら思ってたより反響があったので、調子に乗って爪にも塗りました。
(調子に乗りまくった結果、インスタライブもしましたヒヒヒ!)
自分の中で満点可愛い! じゃない時に、周りから花丸貰って戸惑いつつも嬉しくなっちゃうやつ、あるあるです。
ちなみに↑の左側は着物とか和装にも合うかな〜とやってみましたが、近くで見ると集合体恐怖症にはキツい感じなのでもう少し柔らかいのをいつか爪に塗りたい。
あとメタリックジェルは撹拌必須なんですけど、攪拌するときに使うスパチュラにめちゃめちゃくっつくので、こそぎ落とすだけでなかなかの量を毎回出してしまう。もったいない。ケチケチマンなので本当はケチケチ使いたい。
↑のメタリックゴールドを今回使ってるんですけど、この3色の中では比較的ピカッ! と光ります。残り2色(シルバー、ピンクゴールド)はゴールドよりもくすんだアンティーク感強め。
ピカッ! と光るメタリックジェルを探し求めていた時期もあったんですけど、ミラーパウダーが出始めたらもうそっちでいいよねって感じです。あとはホイルとか? ホイルもな〜やりたいな〜と考え始めて1年経っちゃいましたねへへへ。
攪拌したり、ジェルを混ぜたりする時に使ってるのはこれ。よく見かけるジェル用のスパチュラよりも先端が薄いので、拭き取りも楽だし、混ぜやすい。これでギリギリまでケチケチとジェル達を使っています。ホホホ。
ホイップジェルの話
ネイルタウンさんのアンバサダーをやらせてもらい始めたくらいに、初めてホイップジェルも買いまして。↓のキャラメルネイルの下地のカラーに初めて使いました。
いや〜塗りやすい。ムラ感とか一切無し。すぐ固まらないアクリル絵の具みたいな? 水足さなくてもずっと塗りやすいアクリル絵の具みたいな?
(検定の勉強で使ってるアクリル絵の具に苦しめられ過ぎてアクリル絵の具が憎いだけです)
プリジェルのライナーシリーズみたいな顔料ミッチミチ! ベトンベトン! という感じでも無く、爪にのせて筆で伸ばすとサラサラ〜と広がっていくというか、とにかく塗りやすいんです。こういうの、他のメーカーにもあるんですかね? 今のところ見たことはない……本当好き……全色揃えたい……。
今回使ったのはN-9とR-9で、前回の牛↓にも同じくホイップジェルのQ-9を使ってます。どれも本当に色味が最高。艶仕上げもマット仕上げも可愛い。新色のラメもベージュ系もいつか買う……。
というか前回全然Q-9の話をしてなくてびっくりした。今回のためにとっておいたのか? ってくらい。
この前やったインスタライブでもシレッと言ってしまったのですが、ホイップジェルの商品説明画像にある色味が実物の色味と結構違うので、アンバサダーさんのカラーチャートや自爪に塗ってる方の投稿を見ると「エッ!? こんなに可愛い色なの!?」と驚きます。今回私が買った9シリーズも、実物の色味を見かけて即買いしました。全色持ってるはずの今期アンバサダーさん達がいつか全色カラチャ作ってくれないかなと祈るばかり……!
牛と牛柄ともやもやブルーのお正月ネイル
あけましておめでとうございます!
半年くらい検定やら何やらで面倒臭くなってブログ書いてなかったのですが、なんとなく書きたくなってきたので書きます。
検定受け終わったわけでもないので今年もブログを書く頻度は少ないと思いますが、ちまちまお気に入りのネイルの話でもしようかなと。
というのもそろそろ過去の自分のネイルどうやったのかわからなくなってきてて、アレまたやりたいな〜……エッ? どうやったの? となっているので、何とか記録に残したい。
というわけで、今回は年越し前に塗っていた牛と牛柄ともやもやブルーのお正月ネイルの話です。
使ったもの
※がついてるのは廃番品
- カラージェル:ネイルタウンのホイップジェル(Q-9、N-9、O-7)、プリジェル(ライナーブラック、フレンチホワイト、リアルレッド)、MOMOジェル12、prestoジェル312
- ベース:ベティジェルのピールオフジェル
- トップ:ネイル工房のジェルネイルシステム6番、ネイルタウンのノンワイプマットトップジェル
- 細筆:ブルーシュ #706、flicka nail artsのアート筆、ネイル工房のzeccaマルチ筆
使ったものは楽天ROOM↓にも載せてます。
ベースとトップの話は↓です。
牛ネイルのやり方
- ホイップジェルQ-9を2度塗り(※都度硬化)
- flicka nail artsのアート筆&プリジェルフレンチホワイトで牛の輪郭を描き、ネイル工房のzeccaマルチ筆で塗りつぶす→仮硬化
- ホイップジェルN-9で鼻? 口周り? を2と同じやり方で描く→仮硬化
- プリジェルフレンチホワイトとO-7を1:1で混ぜたもので牛の角を描く→仮硬化
- プリジェルライナーブラックで模様を描く→仮硬化
- プリジェルライナーブラックとフレンチホワイトで目と鼻を描く→硬化
- ネイル工房のジェルネイルシステム6番でコーティング→硬化
- ネイルタウンのノンワイプマットトップジェルでマット仕上げ
牛がね、描きたかったんですよね。
塗りつぶしやすいけどラインも引きやすいもったりしたホワイトといえばフレンチホワイトだと思っています。ライナーホワイトだともったりし過ぎて塗りつぶすとベチャアッとなるので。
ブログ書いてない内にどんだけ細筆買い足してんだよって感じなんですけど、セールの勢いで買ったflicka nail artsさんのアート筆がメチャメチャ描きやすいです。凄い細いとかではないけど、もったり系のカラージェルをちょうどよい量で含んでくれて、爪にのせてからも滑らかに輪郭とかラインとかが描けました。アート筆で良いの無いかな〜と探してる方には本気でおすすめしたい。
flicka nail artsさん、ホログラムも筆もネイリストさんプロデュースならではの質の良さで全部好きです……本当はシールもビットも欲しい。誰か1億円ください。
あとこのzeccaのマルチ筆も良かった。輪郭描いた筆だけで塗りつぶそうとすると範囲が大きくて時間かかりそうだなって時用の、塗りつぶしやすい筆が欲しくて。ネイル工房さん年末年始で怒涛の半額セールしてたので、勢いで買いました。勢い大事。
こういう形の筆を他に持ってないので比較はできないんですけど、ネイル工房さんでは匠シリーズのライン5mmを塗りつぶし用にずっと使ってまして、それよりは毛先も長いし、先端綺麗にすぼまってるし、塗りつぶしやすかったです。本来は花びらとかを描く用みたいなので、そういうデザインをいつかする時が来たらちゃんとした用途でも使いたい。来るのか?
もやもやブルーネイルのやり方
- MOMOジェル12をもやもや〜とムラっぽく爪全体に塗る→仮硬化
- prestoジェル312を爪全体に薄く塗る→硬化
- ネイル工房のジェルネイルシステム6番でコーティング→硬化
直近でネイルモデルさんがデザイン持ち込んでくれた青のワンカラーが奥行き感のある色味だったので、それを再現するために濃いめの青→同じ色味のクリアブルーを塗ってみたら再現度高いし好きな色味だしで、モデルさんとテンション上がったのがこれでした。
好き過ぎて自分の爪にも塗った。ワハハ。
牛柄でほぼもやもや感見えないけど、光に透かしてみるともやもやが可愛いのですよ。ヒヒヒ。
MOMO12とpresto312、ほぼ同じ色味でクリア感だけ違うので一緒に使うことなんてあるんか? そもそも2つもいるか? となってましたが、こういう使い方もあるじゃん最高……過去の自分、偉い。
牛柄ネイルのやり方
- ↑のもやもやブルーネイルを塗る→硬化
- flicka nail artsのアート筆&プリジェルフレンチホワイトで牛柄の輪郭を描き、ネイル工房のzeccaマルチ筆で塗りつぶす→仮硬化
- プリジェルライナーブラックで牛柄を描く→硬化
- ネイル工房のジェルネイルシステム6番でコーティング→硬化
やり方はほぼ牛ネイルと同じで、柄のバランスだけ最初に考えてから塗った方が良さげでした。最近は塗る時に敷いてるキッチンペーパーの端っこにデザインをボールペンで書いてから塗ってるので、今回の牛柄もある程度そこに見本を書きました。
は……? って感じですみません。いつもこんな感じでデザイン考えてます。この時点では水引も思いついてなかったし、右手と左手間違えてるし、バランスも悪いしでアレです。あとドーナツ型、軽く描いてるけどメチャ難しかった。
牛柄は大きめの模様を先に描いて、小さい模様をバランス見て描くとダルメシアン感減るかなと。大きめの模様は北海道とか長野県みたいな、大きめ&ゴツめの都道府県の形をイメージして描くとそれっぽいです。栃木県も良さげ。何の話?
水引ネイルのやり方
- ホイップジェルQ-9を2度塗り(※都度硬化)
- ブルーシュ #706&プリジェルリアルレッドで爪の真ん中辺りに線を引く→仮硬化
- 2と同じやり方でリボンの形を描く→硬化
- ネイル工房のジェルネイルシステム6番でコーティング→硬化
- ネイルタウンのノンワイプマットトップジェルでマット仕上げ
ぷるぷる震えながら描きました。これは蝶結び? 叶結び? というやつらしいです。何回も解いて結び直せるので、こんなんなんぼあってもいいですからねのお祝い事に使うみたいです。いわゆるご祝儀袋とかでは見かけないので、水引に無知過ぎて本当にこれでいいんか? となり調べました。
最初にまっすぐラインを描いて、その後ラインに重ならない部分を描いていきます。結び目を描こうとして失敗したので結び目は諦めました。
最初左手だけにしようと思ってたのに、描いてみたら右手がなんだかとても寂しく見えて、息止めながらぷるぷる右手も描きました。丸描くの難し過ぎてやっぱやめるか??? やめるか!?!? と葛藤しまくりましたがなんとか描ききった。偉い。
プリジェルのリアルレッドは初級用に使っててしっかりたっぷり残ってるので、これからも何らかで使っていきたい。
トップジェルを乗り換えてみた話
艶まる激推しマンなのにいきなりどうしたの? って話なんですが、艶まる、マジで詰め替え10gが買えない。半年前くらいから再入荷リクエストしてるけどメールも1回も来ない。
ボトルタイプは底の方に残ってるのを使い切るのが大変なので、少し前まであったコンテナ10gタイプをほぼ使い切ったボトルタイプの刷毛につけて使っていたのですが、コンテナ10gタイプが終売になってしまったので詰め替え10gがコスパ的にもどうしても欲しくて……しかし買えない。
というわけでインスタのストーリーにて、艶まるの代用に使えそうなノンワイプトップジェル無いですか? と質問してみたところ、優しい皆さんのおかけで以下のように回答が集まりました。ありがとうございました!
この中で、ちょうど半額セールもしてたネイル工房さんのジェルネイルシステムが前から気になってたというのもあり、ジェルネイルシステムの6番を↑のマルチ筆と合わせてサンタしながら買ってみました。
1週間使ってみた感想としては、
- ツヤ感は、艶まると比べると無くなりやすい
- 塗ってる時のもったり感は艶まるの方がある。艶まるはたっぷり刷毛にとって爪にのせても流れないけど、6番はサイドに流れやすい
- 硬化後の硬度は6番の方がある。お風呂に入ったりして元々薄い爪がふやけると、艶まるはふにゃふにゃになるけど、6番はカチカチのまま
- 硬化熱は艶まるの方が強め
という感じでした。
ネイルタウンさんのグロッシートップや、ネイル工房さんの艶姫と併用すればツヤ感は担保できそうかな〜と。カチカチ感は結構好き。ピールオフ系のジェル共通と思われる爪がふやけた時のフニャフニャ感が結構スリリングなので、このカチカチ感は好みです。
ちなみにより高粘度のコンテナタイプ7番も買いましたが、こちらは筆で塗るタイプで比較しづらいので割愛。
あとは艶まるの流れづらさがやっぱり恋しくて……! パーツやラメの1度塗りでの埋め込みやすさはやっぱり艶まるかなあと。
とにかくセルフネイルはトップジェルに時間かけたくないので、1度塗りでパパッと埋め込みまでしてくれる艶まるがやっぱり良いんですよね〜在庫復活してくれないかな〜!!!
「ウィークリージェル表面ズタズタ問題」の救世主! ベティジェルピールオフジェルの使い方
おうち時間が増えたからなのか、ウィークリージェルによる爪の表面ズタズタ問題を抱える人も増えたみたいで、↓の記事を見てくださってる方が結構いらっしゃるみたいです。
元々ポリッシュ派だったけど持ちや艶感などを考えて手軽なジェルを、ということでウィークリージェルからジェルネイルを始める方も多いと思うのですが、そうなるとベティジェルのピールオフジェルは少し扱いが難しいのかもしれません。実際私も最初は試行錯誤しながら使っていました。
(↑のが売り切れ続いてるので、↓も載せます)
というわけで、今回はウィークリージェルとベティジェルピールオフジェルの合わせ技について、↑の記事をもう少し深掘りした話です。
事前にやっておいた方がいいこと
①爪の表面を整える
何も塗っていない爪自体に小さな傷があったり、元々使っていたウィークリージェルのオフ時に爪の表面が持っていかれてしまったりで爪の表面が凸凹している場合、まずはスポンジバッファーやシャイナーで整えておく必要があります。
どのくらい整えた方がいいかというと、ぱっと見でツルツルピカピカに光るくらいです。100均とかのシャイナーで磨いてみたら爪ツルピカになって感動したことありません? あのくらいツルピカにしましょう。
ちなみにスポンジバッファーで表面を削り過ぎると爪が薄くなってしまうので、傷が見えないくらいになればOKです。もちろんスポンジバッファーは目の細かいやつです。その後シャイナーでツルピカにしましょう。
私がいつも使ってる目の細かいスポンジバッファーはこれ↑です。目が細かければ何でもいいと思いますが、これより数字が少ないものは表面が逆に傷ついてしまうのでおすすめしません。
シャイナーは↑これ。前におまけで貰ったので使ってるんですが、ツルピカになってくれます。でも別にシャイナーなら何でも良いと思います。
ツルピカ教に入信してるんですか? というくらいツルピカの話をしてますが、ピールオフジェルと切っても切り離せない「表面持って行かれた」問題の1番の解決策が事前の爪の表面ツルピカ作戦だと私は思ってます。
≪ここから話が長いので、次に進みたい方は飛ばしてください。→②はこちら≫
ウィークリージェルを使ったことがある方はわかってもらえると思うんですけど、ベティジェルのピールオフジェルも同じように爪の端っこからペリペリッと剥がしてオフするタイプなわけです。で、剥がしてる時に、ん? ジェルではないものもなんかついてない? ってなることがあります。恐怖の瞬間です。
たとえばキューティクルオイルなどを塗ってオフした場合、その時はわからないかもしれないのですが、爪の表面が乾燥している時に見ると爪の表面が一部だけ白くなっていて、薄い層のようなものが1枚剥がれたような状態になります。これが、「爪の表面が持って行かれた」状態です。
1回くらいならまあいっかってなるかもなんですけど、ウィークリージェルで1回でもこの「表面持って行かれた」状態が起きると、その後同じようにウィークリージェルを塗ってしまうと、次のオフ時にも同じように「表面持って行かれた」状態が繰り返されるようになります。
そうするとどうなるかというと、素爪で生活するのが結構難しくなります。
表面が持って行かれるということは、その剥がれてる部分の爪はいくら伸びても表面が薄いままなので、お風呂に入ってふやけたりするとフニャフニャになってしまいますし、爪の先まで伸びると亀裂が入りやすくなったり、最悪折れてしまうこともあります。というか、ちょっとぶつけたくらいで簡単に折れてしまうようになります。
で、それを何とかしようと、素爪での生活を諦めてジェルを塗ってしまったりすると、オフ時にまた表面が持って行かれて、さらにジェルを塗って……とさらなる悪循環が始まってしまうわけです。
じゃあどうするかというと、「そもそも爪の表面に傷を残しておかない」というのが大切なんです。
わかりやすいかは微妙なんですけど、通常の"サンディングが必要な"ジェルネイルの場合、爪の表面を満遍なく削ってからベースジェルを塗ることで、密着度を高めています。たくさんの傷=点を作ることで、ジェルを密着させるイメージです。
一方で、ベティジェルのピールオフジェルの場合は、「面」で密着させることに特化したベースジェルなんだと私は思っています。普通のジェルなら絶対に密着してくれなさそうなツルツルの表面に、吸盤のように吸いついて密着させるイメージです。で、この吸いつき方がウィークリージェルとは違って、ベティジェルのピールオフジェルはかなり強いんだと思ってます。
強いので、ウィークリージェルのように突然パカッと剥がれたりすることはほぼ無いです。
(ほぼ、というのは後述の油分除去などをしっかりしてなかった時の話で、私は1年くらい週1の頻度で使ってますが油分除去をしっかりすれば突然パカッと剥がれたことはありません。)
しかし強い分、傷がある場合のその箇所への吸いつき方も強いです。なので、傷を残したまま塗ってしまうと、ウィークリージェルのオフ時と同様に「表面持って行かれた」状態が起きます。
結局ウィークリージェルと一緒なんか〜い! という話になってしまいそうなんですが、オフが簡単な"ピールオフジェル"というのはそういうものだと思うことにして、パカッと勝手に剥がれたりすることがほぼ無いベティジェルピールオフジェルをオフ時の恐怖無く使うためのポイントとして、爪の表面をツルピカに整えることをおすすめします。
(ここを熱く語り過ぎて、推敲するのにメチャメチャ時間がかかりました。)
②手洗い&油分除去
ポリッシュもですが、普通のジェルもウィークリージェルも、そのまま爪に塗ると爪の表面に残っている油分で弾かれてしまうので、綺麗に塗れません。
際まで綺麗に塗ってから硬化したはずなのに……なんか縮んでる? という時は、塗ってから硬化までの間に爪の上で油分があるところだけジェルが弾かれてしまってる可能性があります。
なので、まずはハンドソープで手全体を洗って水気を拭った後に、爪の表面の油分を除去するために消毒用エタノールやHOMEIのネイルクレンザーなどで爪の表面を拭き取ります。コットンは毛羽がつきやすいので、キッチンペーパーがおすすめです。
ちなみに、爪の根元にくっついている甘皮部分を綺麗に整えてあげると見映えがかなり変わります。ドラッグストアなどにも甘皮処理用のネイルツールは売ってます。が、ニッパーは流血沙汰になる可能性が高いので、まずはプッシャーなどで甘皮部分を押し下げるくらいから始めるのが良いかなと思います。
この辺りはプロのネイリストさん達がIGTVやYouTubeなどで丁寧なHOWTO動画をたくさん投稿してらっしゃるので、それを見るといいと思います。
なぜなら私も全然甘皮処理がうまくできなくて人に教えられるレベルではないので! ホホホ!
ついでにコソコソ言いますけど、ドラッグストアなどでよく売ってるセラミックプッシャーは使わない方がいいです。あれはセラミックで爪の表面についている余分なもの(ルースキューティクルと言います)をクルクル削って取り除くものなんですが、力を入れないように使っても傷が結構つきます。確かに甘皮処理が簡単で良いんですけど、前述の通り傷が命取りみたいなところがあるので、ベティジェルピールオフジェルやウィークリージェルを使う時はおすすめしません。
基本的な塗り方
③ベティジェルのピールオフジェルを塗る
ベティジェルのピールオフジェルを薄〜く薄く爪全体に塗り、ライトで硬化します。剥がれやすくなってしまうので、エッジ(爪の先端部分)には塗りません。
私は親指の爪でこのくらいの量を使ってます。薄く伸ばせるので本当に少量で大丈夫です。
根元の手前辺りにジェルを置いて、刷毛の丸みを根元のラインに合わせたら、爪先に向かってジェルを伸ばすようにして薄く塗っていきます。
爪が小さくて上手く塗れない時は、刷毛を縦にして、根元のラインに沿って半円を描くようにグルっと塗ります。
出来上がりはこんな感じ。ツヤツヤしてますが、表面は未硬化ジェルが残っているので触るとベタベタしています。ウィークリージェルは未硬化ジェルが出ない拭き取り不要タイプ(=ノンワイプタイプ)のジェルなので、初めてベティジェルピールオフジェルを使った時はベタベタしてるし本当に硬化できたのかな? と不安になるかもしれませんが、表記されている硬化時間(LED:10秒、UV:60〜120秒)の通りにしていれば基本的にはしっかり硬化できているので問題ありません。ちなみに、HOMEIさんのライトでも硬化できます。
④ウィークリージェルを塗り重ねる
③で未硬化ジェルの話をしましたが、そのベタベタしている上にそのままウィークリージェルを塗り重ねます。ベタベタしてるからうまく塗れないんじゃ……? と不安になるかもしれませんが、実際塗ってみると気にならないので大丈夫です。
元々普通のジェルネイルというのは、この未硬化ジェルの上にジェルを塗り重ねることで密着度を高めるみたいなので、何にも問題無いのです。
強度や持ちを気にしない方は、ここで終了です。もう少し爪をカチカチにしたい、1週間はツヤツヤにしたい……という方は、↓の⑤仕上げもするのがおすすめです。
⑤WG-0 or 艶まるでコーティング
しっかり油分を除去した上で④までやっておけば、基本的には2〜3日は普通に過ごせます。なので土日だけ、特別な1日だけ塗りたいという人は④まででも大丈夫です。
ただそもそも爪がペラペラに薄くて強度に不安がある状態の場合、お風呂に入ったりすると爪がふやけて、ジェルネイルしたはずなのに? というくらい爪がフニャフニャに柔らかくなってしまい、少しでも傷がついたりするとそこから亀裂が入ってしまったり、最悪折れたりすることもあります。
それだとわざわざジェルネイルしてる意味とは? ってなっちゃいますよね。私も一時期表面剥がれてボロボロになってたのでそれを整えようとさらに削って……という悪循環で爪がペラッペラになってました。何かしらの繊維に触れたらそこに見えない亀裂が引っかかって、いつの間にか折れてるんじゃ……と怯えていました。
というような人向けの解決策として、いわゆる"コーティング"がおすすめです。
とりあえず1週間持ってくれればいい、という方は、同じウィークリージェルのWG-0(クリア)を④の上から爪全体に薄く塗り重ねて硬化するだけで問題ありません。強度がさらに欲しい場合は、2回くらいWG-0を塗って硬化して、を繰り返すと強度が増します。
強度はもちろんだけど、ツヤツヤ感も1週間くらい持ってほしい、という方には艶まるがおすすめです。
WG-0だけだとどうしてもツヤツヤ感や強度は2〜3日で無くなってしまうのですが、この艶まるはカチカチ&ツヤツヤなまま1週間過ごせます。
ただ厚塗りすると硬化熱がエグいので、こちらも薄〜く薄くを意識して塗るのがおすすめです。パーツなどをつけた時は薄塗りを2回くらいして埋め込むといいと思います。
そういえば最近↑のポリッシュボトルタイプがずっと欠品中で、もしや新しいクリアジェルシリーズに切り替わるのかな? とビクビクしてネイル工房さんに問い合わせちゃいました。ヒヒヒ……急過ぎる行動力。
「再発注はしているものの、海外仕入れのため再入荷時期は未定」とのことなので、手っ取り早く使いたい人は↓の詰め替えタイプがおすすめです。
艶まる用にとりあえずの筆が欲しい人には↓がおすすめ。安いし使いやすいしキャップもついてる。ありがたい。
オフのやり方
ベティジェルピールオフジェルは「最長でも2週間」と推奨されています。私は飽き性なので基本週1で替えてますが、パウダーやパーツをつけてないワンカラーなら2週間余裕で持ちました。フットネイルも2週間余裕でした。
オフのやり方はウィークリージェルとほぼ同じです。ペリッとめくって剥がすだけ。オフ後すぐに塗り替えない時は、剥がす前に爪の周りにキューティクルオイルを塗ってから剥がすとヌルッと取れます。
(すぐに塗り替える場合もオイル塗っていいんですけど、前述の通り油分が危険なので、しっかり手洗いと油分除去必須です。)
(ちなみに今回は指周りの乾燥が酷いのでオイル塗ってるパターンです。)
↑①人差し指の爪の端に、親指など他の指の爪で引っかかりを作ります。グリグリッ。
人差し指から中指になってますが気にしないでください。撮り忘れました。
↑②こんな感じで、爪から少しずつ浮かしていきます。強く引っ張ると表面持って行かれるかもしれないのでゆっくり、少しずつ。
↑③このくらいまで浮かしたら、端っこをつまんでゆっくりめくっていきます。
(爪の周りにキューティクルオイルを塗ってる場合は、剥がれた部分の内側にもクルクル指で伸ばしていくと剥がれやすいです。)
↑④はい、全部めくれました。
(爪の周りにキューティクルオイルを塗ってる場合は、反対側のサイドにもキューティクルオイルをクルクル指で伸ばしておきます。)
↑⑤取り除いた状態がこんな感じ。
キューティクルオイルでツヤツヤしてるので見にくいですが、表面に傷はありません。大成功パターンです。やったね!
しつこくてアレなんですが、この後すぐに爪に塗りたい時は、キューティクルオイルの油分が指周りに残っているので念入りに手を石鹸で洗います。
以上が、私のいつものやり方です。
1週間はツヤツヤカチカチかつオフも簡単、色もパッと選んで可愛い色が塗れる、という良いことずくめです。
コンテナジェルも買うようになってさらに思ったのが、HOMEIさんのウィークリージェルは元々の色が結構くすみ系だったり偏光系もあったり、なおかつ流行に沿ってたりで、これやりたいな〜と思ったネイルをわざわざ混色したり塗り方を工夫したりしなくても簡単にできるんですよね。そして刷毛も塗りやすい。
良いところがたくさんあるのでこれからもセルフネイルに使っていきたいのですが、オフと持ちがやっぱり気になってしまうので、そこだけ補助しつつ、これからも楽しみたいと思います。
その他いただいた質問回答
Q.オフの時ベタベタしてるけど大丈夫?
A.大丈夫です! むしろベタベタしてるくらいの方が表面持って行かれにくいので良いです。
ベティジェルピールオフジェルは、ウィークリージェルのようにパカっとカチカチの状態で剥がれるものではなく、糊のようなものがくっついています。その「糊のようなもの」が爪の表面とジェルをくっつける役割を担ってます。
綺麗に取れる時もあれば、糊部分がびよ〜んと爪の表面にくっついて残ってる時もあります。残ってる時は消毒用エタノールやネイルクレンザーをキッチンペーパーにつけて拭き取ればいいので、気にしなくて大丈夫です。
Q.ポリッシュ(マニキュア)と併用する時のやり方は?
A.(誰かに怒られそうなので保険をかけまくりますが)まず前提として、ポリッシュとジェルの併用は推奨されてません。あくまで自己責任の範囲で! なのですが、私は↓の順番でやってます。
- ベースにベティジェルのピールオフジェルを薄く塗る→硬化
- WG-0でコーティング→硬化
- ポリッシュを塗る→乾くのを待つ
- 好みの色味になるまでポリッシュを塗り重ねる→乾くのを待つ
- 乾いたらノンワイプのクリアジェル(WG-0 or 艶まる)でコーティング→硬化
前述の通り、ベティジェルピールオフジェルは硬化しても未硬化ジェルがいるので、その上に直接ポリッシュを塗るとグチャァ……となります。メチャメチャ塗りにくいです。
なので、ノンワイプのクリアジェルを塗って表面を滑らかにしてからポリッシュを塗ります。後々の厚みなどを考えると、薄〜く塗れるWG-0がおすすめです。
ポリッシュは乾くのを待つしかないので、待ちます。待ってる間に他の爪にジェル塗ったりアートしたりします。
(うっかり抉らないように気をつけないといけないので、途中で挫けそうになります。ポリッシュの扱いド下手です……。)
最後の仕上げはトップコートでも良いのですが、私は乾くのを待つのが苦手なのと1週間くらいは待ってほしいので、トップジェル塗っちゃいます。この上にアートする時は薄いWG-0を、ワンカラーで終わりの時は艶まるを塗ります。
ちなみにポリッシュ併用した時の「持ち」ですが、1週間くらいであれば特に浮いたり変色したりはしないものの、爪の先端に塗った辺りがちょっとだけ欠ける時があります。目立たないレベルなので私は気にしません。
(水回りの家事も普通に毎日やってますが、洗い物をする時はゴム手袋してます。)
Q.他のピールオフジェルとの比較が見たい
A.今のところベティジェルピールオフジェルに不満が無いというか、他社のピールオフジェルの説明を見る限りパカっと剥がれるタイプ≒ウィークリージェルと同タイプみたいなので、ベティジェルピールオフジェル無しで挑戦するのが怖くてできません。ごめんなさい。ベティジェルピールオフジェルと同じ糊タイプが他にもあれば挑戦してみたいです。
Q.爪が弱くても使える?
A.プロじゃないので絶対に使えますとは断言できませんが、元々薄かった&ウィークリージェルでさらにペラペラになっていた私の爪には使えました!
塗る前にしっかり表面をツルピカにしておけばオフ時のダメージもほぼ無いので、ツルピカを維持しつつ塗り替え&日々の保湿ケアをすることで、爪も強くなりました。
ちなみに爪を強くしたい&ネイルベッド(爪のピンクの部分)を伸ばしたい人におすすめのキューティクルオイルは↓です。
10mlで2,000円。高い。高いけど高いなりの良さがすごい。なかなかの爪カチカチ感。長年ちまっとしていた人差し指のネイルベッドも少しずつ伸びてきました。爪の根元と爪の裏側(ハイポニキウムがいるところ)にポタポタ垂らしてクルクルマッサージしてあげると良いらしいです。匂いもキツくなくてメチャメチャありがたい。
長々とゴチャゴチャ書きましたけど、1番大切なのは塗る前の油分除去&表面ツルピカです。みんなでツルピカ教に入信しましょう。
物撮り&置き画にも◎ ネイルを撮る時の背景をおしゃれにする壁紙サンプル&トースト
インスタで写真投稿してると、段々と無意識に「もっと綺麗に撮りたい……!」みたいな欲求が出てくるんですよね。
で、1番気になってくるのが背景。私は現在ごくごく普通の賃貸マンションに住んでるので、壁紙も普通オブ普通ですし、何なら自然光が入ってくる時間もメチャメチャ短い部屋に住んでいます。引っ越す時、日当たり良好とかよく物件の条件で出てくると思うんですけど、今まではそこまで気にしてなかったんですよね。が、今はとにかく光をくれ! という気持ちでいっぱいです。なのでせめて背景くらいは何とかしたい。
というわけで、今回は物撮りやネイルを撮る時に使えるおしゃれな背景用アイテムの話です。
①壁紙屋本舗さんの壁紙サンプル
最近のおしゃれなネイルサロン、みんな無機質っぽい色味のコンクリートみたいなところでネイル写真撮ってるじゃないですか〜あんなおしゃれな壁、賃貸の普通のマンションじゃ絶対に無理じゃないですか〜でもメチャメチャおしゃれなんだよな〜! あの壁でネイル撮ったり物撮りしたりしたいな〜!
という憧れミーハー心を奮い立たせた結果、ついに買っちゃいました。
ハイ。こちらです。
映えを追求した結果、"壁"を買うという暴挙に出ました。
というのは嘘で、壁紙のサンプルを買いました。サイズはA4とほぼ同じ。物撮りくらいならちょうど良いサイズ感です。
今回同じ物(何回撮っても可愛い! と感動したあさのさんのポリッシュ)でそれぞれ撮ってみました。
1.「粗めのコンクリート柄」のSWVP-2210。
個人的には1番好みの無機質コンクリート感。色味としてはブルーグレーなんですが、物撮りに使うとほぼ青みが消える代わりに黄色みが上がる気がします。
逆にこんな感じで、ネイルを撮る時に使うと青みが強めに出ます。とても同じ壁紙とは思えないレベルに変わるので面白い。
ちなみに、このシールみたいに運良く青み強めで物撮りできた時もあります。
2.「粗めのコンクリート柄」のSLL-5080
土壁みたいなザクザク感があります。グレーとベージュが混ざったような色合い。ザクザク感が強いので何と合わせれば良い感じになるかわかっておらず、実はまだこれで何も撮ってません。ヒヒヒ。
でもこの写真見る限り、ゴールドと合わせても他の色と合わせても良さげ。
3.「きれいめコンクリート柄」のSBB-1373
石感が強い王道コンクリート。色味は少し薄めのグレーで、ちょっと黄色みを感じる。
明るさ最強に加工するとこんな感じ。白強めのグレーになります。クラック? っぽいのが全体にあるので、どこで撮ってもコンクリート感が出てくれます。
4.「ホワイトセレクション」のSRF-6723
コンクリートではないけど、漆喰みたいに塗り跡がはっきりしている白壁もいいなあと購入。
クリア感やマット感を見せたい時にも良さげ。ちなみに私は現在日焼けで黒焦げなので、こういう色を背景に写真を撮ると黒焦げ感がマシマシになってOh……となったので、物撮りメインになりそうです。
この壁紙サンプルの何がすごいって、1枚40円なんですよ。送料が150円かかるので実質200円なんですけど、それでも安いですよね。しかも20枚までは同じ送料内で注文できちゃうんです。
……コスパ、良過ぎません?
こういう背景用のアイテムって、少し前にフォトジェニックシート? みたいな名前で大理石とか木目とか花を散らしたような柄がまとまって100均でも売ってたりしましたけど、結局は柄を印刷した紙なので、写真で撮ると印刷感がすごくて「思ってたんと違う」みたいな気持ちになっちゃったんですよね。私も一応持ってるんですけど、なんか違うなあと家のどこかに眠ってます。
しかしこれは壁紙なので、まさに壁! コンクリート! なんですよね。
で、そういうリメイクシート的なものも結構色んなところで売ってるんですけど、そうなると送料がめちゃめちゃ高かったり、買う時のサイズ感が1メートル単位だったりで、「そ、そんなにいらないんです……」ってなってたわけです。
A4サイズ、1枚40円、リアルな壁!
本当に求めてたものそのものに出会えて、届くまで物凄く楽しみにしていた記憶があります。ホホホ!
ただセルフネイルを撮るとなると少しだけ小さいので、撮る時は事前のストレッチがおすすめです。
(私はたまに腰辺りが攣ります。)
変な体勢で撮っていても誰かに見られない部屋とかがあるとなお良いです。
他のもあわせてこのコレクションにまとめてます。壁紙屋本舗さんは他にもたくさんの壁紙があるので、自分の好きな壁を見つけるのも楽しいです。個人的にはブラウンとかスモーキーグリーンとかの色別になってるシリーズも好き。
②POMUM(ポームム)さんのクリームトースト
オリジナルポリッシュをメインに、自粛期間中は花と花瓶のセットなども販売されてたPOMUM(ポームム)さんでは、最近不定期に販売されている"トースト"という商品があります。
それがこちら。白のキャンバスにガッシュとメディウムを合わせたものを塗っているそうです。ガッシュ? メディウム? ってなってる方、安心してください。私もよくわかりません。
ググったレベルでアレなんですが、おそらくメディウムがこのもったりしたクリームみたいな部分で、色付けがガッシュだと思います。
色は現在ミルククリームとピーチクリーム、ピーナツクリーム、ブルーベリークリームトーストの4種類で、さらにレモンクリームトーストというホワイトとレモンカラーが混ざった美味しそうな色の新作トーストも今度出るみたいです。
そんな中で私が購入したのが、↑のピーナツクリームトーストと、↓のブルーベリークリームトースト。
どちらももったりしたクリームをトーストに塗った感じが完全に再現されていて、そのまま壁に飾っておきたい可愛さ!
残念なことに飾る壁が賃貸の我が家には存在しないので、うっかり誰かに触られたり舐められたりしないように厳重にそれぞれタオルに包んで見えないところに保管しています。いつか飾りたい。
そして、①と同じく物撮りも色々してみました。
1.ピーナツクリームトースト
まさにピーナッツクリームのペーストをトーストに塗ったような色味。私はツブツブしてないピーナッツクリームが大好きなんですけど、まさにそれ。本当においしそう。ザクザクした塗り跡もピーナッツっぽくて好き。
自然光に直接当たらない場所で撮るとこのくらい薄めのベージュになりました。どんな色でもしっかり写ってくれるので、カラーチャートを撮る時にも良さげ。個人的には青系の色味がはっきり写ってくれる気がします。
ネイルを撮るとこんな感じ。ザクザクした塗り跡がランダムにあるので、塗り跡が手前に写るように手を置くといいかもしれない。
2.ブルーベリークリームトースト
こちらはブルーベリーとクリームチーズを混ぜたような色味。塗り跡はピーナツクリームと比べると滑らかで大きめ。
くすみブルー大好きマンとしては絶対に手に入れなければならない色だと思ったので、再販でなんとか手に入れました。
こんな風に、よく見かける置き画っぽいのもできます。全体的にくすんだ色味になってくれるので、加工する時にコントラストを下げるとより良さげ。
この辺りも同じブルーベリークリームトーストを背景に撮っています。影が青くなるので海の水面みたいになってくれて、ネイル自体のテーマとも合ってくれました。夏にぴったり。
③壁にまで構ってられないけどもう少し背景をなんとかしたい人向け:画用紙を使う&撮り方を工夫する
たまに聞かれるのでついでにここにまとめて書いておきます。
大きめの白の画用紙、B4? B3? くらい。100均にも売ってるやつです。壁紙を手に入れるまではずっとこれを使ってました。
こんな感じ。私は加工する時に青みを追加するのが好きなので青っぽく見えますが、普通に白の画用紙の前で撮ってるだけです。
最近は無駄にサロン風を追求しているので、自然光の入る窓に背を向けた状態で目の前に画用紙を貼って、画用紙の右側からカメラのレンズを画用紙に向けて、左側から画用紙の前に両手を伸ばして撮っています。そうすると、誰かに両手を上から撮ってもらったみたいになります。やったぜ!
紙のサイズが大きければ大きいほど引きの写真が撮れるので、引きの写真の方が手全体が綺麗に見える時は今でもこの画用紙を使って撮ってます。
ちなみに少し前のこの辺りは、カーテンの裏で撮ってます。裏側がグレーの遮光カーテンなので、個人的には結構好きな色味でした。ただ両手撮りをしようとするとカーテンが足りず、体勢がとんでもないことになるのでなんとかしたかった。
ま、結局今も変な体勢で撮ってるんですけどね!
ブルーニュアンスのキラキラ海ネイル
いきなり暑い! 先週の土日くらいから札幌もまあまあ暑くて30度前後まで気温が上がる日もあったり。全然体がついていけてません。
いやいや30度とかとっくの昔に超えてますけど? むしろ35度とか余裕ですけど?
と道外の方は苦笑いかもしれないんですけど、なんと我が家、エアコンが無いんです。無くても過ごせると言われてエアコンの室外機を取り付けるための穴すら存在しないマンションに引っ越しちゃったんですよ……信じられます? 何なら少し前まで、というか私の人生の8割以上はエアコンの中で夏を乗り切ってたんですよ。そんな人間が30度超えた部屋にエアコン無しで過ごすんですよ……と言ってもお盆迎える頃にはもう涼しいんですけどね? いやいやこれから1ヶ月半がどうしようもない地獄なんですよ……外に行ってもエアコン設備整ってる施設が少ない。家に帰っても暑い。生き地獄。
もうこってりしたネイルができる自信がない。見た目だけでも何が何でも涼しくしたい。
というわけで、今回はブルーニュアンスのキラキラ海ネイルの話です。
使ったもの
- HOMEIウィークリージェル:WG-0
- ネイルタウンのジェル:アイシングジェル(クリア)、ホワイトフレークジェル(オーロラ)
- その他ジェル:ジェルミーワン マットメーカー(GM-46)プリジェル ゴンドリエーレの歌、プレストジェル 312、リッカジェル244S
- ベース:ベティジェルのピールオフジェル
- トップ:ネイル工房の艶まる
- パーツ:ネイルタウンのネオンベールパウダー タイプC、クロウ メタリックシールプランツ
使ったものは楽天ROOM↓にも載せてます。
ベースとトップの話は↓です。(※2020/05 追記&編集しました)
ブルーニュアンスネイルのやり方
- プリジェル ゴンドリエーレの歌を平筆にとり、モヤモヤ〜と色ムラが出るようにランダムに描く→仮硬化
- ホワイトフレークジェルを1を塗った上にのせる→仮硬化
- プレストジェル 312を爪全体に塗る→硬化
- 艶まるでコーティング→硬化
- ネオンベールパウダー タイプCを指にとり、爪先にこする
- 艶まるでコーティング→硬化
基本のやり方はこんな感じで、親指はプレストジェル 312を1と2の間に1度塗りしてから3でもう1度塗り重ねてます。
逆に薬指は、プレストジェル 312を爪全体に塗らずに1と2でランダムに塗った部分にだけ塗り重ねてから、リッカジェル244Sを爪全体に塗って、パウダーつけてます。中指はパウダー無し。
小指はプレストジェル 312を2度塗りしただけ。みんな違ってみんな良いパターンになったので全部お気に入り。この色、ずっと探し求めていた透け感のあるクラシックブルーという感じで好みドンピシャでした。
メチャメチャ良い色じゃないですか? こういう色、ずっと探してた……結構似たような色はあると思うんですけど、黄色みや赤みが少ない海みたいな色が本当に好きで!
今回は少しでも海感が出るといいなあと思いつつ、ラグーンネイルとか砂浜ネイルみたいな、そういう波打ち際というよりかは深海の一歩手前みたいな、海の中に飛び込んでパッと目を開けた時に見たような海のイメージにしたかった。
元々似たようなくすみブルーのジェルを買おうと思ってたんですけど、目的のジェルは欠品してまして。諦めきれずに振り返った先にあった棚でこの色を見つけました。混色でも作れなくはなさそうなんですけど、とにかくこの色を手元に置いておきたかったので満足です。量少なくてお高いですけど、撹拌もしなくていいので楽! 当たり前のようにセルフレベリングも素晴らしい。
ホワイトフレークジェルも本来の使い方では無いかもしれないんだけど、泡がポコポコ出てるようなネイルがしたい時によく使ってます。前に使ったのはチューリップネイルで雪解け水みたいなニュアンスネイルをした時。
いやほぼ一緒じゃん? って感じなんですけど、使ってるジェルや塗り重ね方がちょっと違うので私的には一緒ではない。これはこれで好き。
ぷくぷくキラキラクリアネイルのやり方
- リッカジェル244Sを2度塗り(※都度硬化)
- 艶まるでコーティング→硬化
- ネオンベールパウダー タイプCを指にとり、ぷくぷくさせたい部分にこする
- ジェルミーワンのマットメーカーでコーティング→硬化
- クリアのアイシングジェルを3の部分に立体的になるようにのせる→硬化
- 艶まるで5の部分だけコーティング→硬化
少し前に、↓のツイートをしたんですけど。
オーロラ系のパウダーつけてマットにした上からプックプクのクリアな立体アートっていう奥行きのあるキラキラしたネイルしてるの可愛過ぎるんですけど〜〜〜も〜〜〜次やろ
— orika (@Orikanail) 2020年6月30日
これをそのままやりました。
このキラキラ感、すごくないですか?
元々やりたかったのは爪全面にパウダーがついてるデザインだったんですけど、ふと、このぷくぷくしてる部分にだけパウダーつけてみたらどうなるのかな……ククク……となったのでやってみたところ、パッと見大人しめのベージュカラーになんかぷくぷくしたのついてるな〜? くらいなのに、光が当たるとキッラ〜〜!!! とパウダーが反射してるの、控えめに言っても最高だな??? となりました。昔よく漫画とかで見た「眼鏡を外したら美少女」みたいな、そういう感動がありました。これがギャップ萌えというやつなんですかね?
(ギャップ萌えという言葉が死語な気がしてつらい。)
そんなキラキラが自分の親指にいるんですよ……ずっと見るしか無いんですよね……。
ちなみに5でクリアのアイシングジェルをのせる時は、綺麗なドーム状にのせるよりは表面が凸凹になるように何回か硬化しつつざっくり盛っていくと、光の反射がバラバラになってキラキラ感が増します。
メタリックシールプランツが可愛い話
このシール、risa oomori先生のシールなんですけど、ご存知無い方は何も言わずにまずはリンク先を見てきてほしい……簡単に言うと、美術館です。
こんな繊細なものを筆で……?
しかもジェルで……???
えっ? 同じ人間……なの……?
ってなります。神です。
クリムトとかモネとかのネイルシールで見かけた方もいるかもしれないんですけど、そうですそのネイリストさんの繊細なメタリックアートがそのままシールになったんです!
以前見かけてて、次来たら絶対買お! と思ってたので買いました、夏にも合いそうなシルバーを。ちなみにゴールドもあります。どっちも美しくて眺めてるだけでも幸せになれます。
そんなシールをやっと開封して使いまして。
今回はシールの美しさを楽しみたかったので、クリアベースにシール貼った上からネオンベールパウダー タイプCをちょんちょんっと爪先の方から適当にこすってつけてマットにしただけです。
本当はもっとパウダーのキラキラ感があるんですけど、そっちを写そうとするとシールが見えず、シールを写そうとするとパウダーのキラキラ感が見えず、という明らかに写真映えのしないネイルになってしまいました。悔し過ぎて写真撮るのに2日かけましたが、これ以上どっちも綺麗に写り込んでくれるものは撮れず!
しかし天気の良い日に爪を見たらキラキラ感がすごくて、それだけでハッピーになれたので満足です。パウダーとシールの相性もこれからは考えていきたいと思いました。
ウィークリージェルをほぼ使わないで塗ってみた話
1番右の244Sが今回使った色。肌馴染みが良過ぎる。
今回右手のクリアベースにWG-0を使ったくらいで、ほぼほぼウィークリージェルを使いませんでした。最近コンテナジェルにようやく慣れてきたので色々と買い足してまして、たまには刷毛を使わずに自分の爪に筆で塗ってみようかなあと重い腰をあげてみたわけです。
そんな嫌か? って元々ジェルから始めた人は思うかもしれないんですけどね……ポリッシュタイプに慣れてしまうと、刷毛じゃなくて筆で塗るっていうのが本当に、本当に、面倒臭くて!
あと筆、そんなに数持ってないので違う色塗るたびに必死に拭き取ってるんですけど、これいつになったら綺麗に拭き取れるようになるんですかね? 違う色塗ってたら筆の裏側に前の色が滲み出てて、ギャ〜! ってなったんですけど??? でも色ごとに筆買うわけにもいかないんですよね? 多分。
と、悩みながらインスタやTwitterでブツブツ言ってたら、たくさんの優しい方が教えてくれました。ありがとうございます!!!
クリアジェルで拭き取る、クリーナーや筆するするを使う、そもそも色別にブラシを分けるなど、たくさん教えてもらいました。クリアジェルで拭き取るって、そういえば教科書にも書いてありましたね……! となりました。すっかり忘れて嘆いてた、ワハハ!
そんなこんなで最近は少しずつWG以外のコンテナジェルも増やしてる途中なんですが、ベティジェルのピールオフジェルに関する深掘り話もそろそろ書こうかなと思ってます。先日募集した質問の回答などもあわせてまとめる予定です。
これの深掘りバージョンの予定ですけど、もしかしたらこれに書き足す感じにするかもしれない。言いたいことが多過ぎて現状全然まとまってないんですけどね! 暑くて何もやりたくない。
六芒星流れ星とくるみの星空ネイル🌌🥜
七夕も近いので星ネイルやりたいなあと思いまして、最近では珍しくデザイン案ゼロスタートでやりました。も〜〜〜笑えるくらいにボツに次ぐボツ! とりあえず最近買った新しいもの達を手当たり次第塗ってみたりパウダーつけたりしたんですけど、どうにもしっくり来ず。
なんかもうデザインとか考えたくないなあ〜〜〜! という気持ちにまでなってきたので、迷走に迷走を重ねた結果、好きなネイリストさんの真似っこに落ち着きました。
しかし真似っこしてみて思ったんですけど、これをオフケア含めて2〜3時間で毎日複数こなしてるネイリストさんって、本当にすごいですよね。当日のカウンセリングでどういう風にしたいかを決めて、そこからってことですもんね。私なんて次のネイルどうするかな〜って3日くらい考えてやっと1回分くらいしか思いつかないんですけど? しかもそれすら「思ってたんと違う」みたいなことになってやり直して迷走して……う、う〜〜〜ん、頑張るしかない。
というわけで、今回は「六芒星の流れ星ネイル」と「くるみネイル」の真似っこ星空ネイルの話です。
使ったもの
※がついてるのは廃番品
- HOMEIウィークリージェル:NE-36(※)、NE-8、WG-0
- ネイルタウンのジェル:アイシングジェル(クリア)、テラコッタジェル(ホワイト)、ノンワイプトップジェル
- その他ジェル:ジェルミーワンのマットメーカー(GM-46)
- ベース:ベティジェルのピールオフジェル
- トップ:ネイル工房の艶まる
- パーツ:ネイルタウンのメタリックパウダー(シャンパンゴールド)、【flicka nail arts】flicka nail Bits<Shred>(ホワイト)、<monotone>(ホワイト)
- 細筆:ネイル工房のラウンド5号、ネイルタウンのライナーブラシ
使ったものは楽天ROOM↓にも載せてます。
ベースとトップの話は↓です。(※2020/05 追記&編集しました)
六芒星の流れ星ネイルのやり方
- NE-36を2度塗り(※都度硬化)
- 六芒星をつけたいところにWG-0を薄く塗る
- 硬化しないまま、flicka nail Bits<monotone>(ホワイト)の三角をのせる
- 硬化しないまま。3の上に同じ三角を六芒星の形になるように重ねる→仮硬化
- 爪全体にWG-0を薄く塗る
- 硬化しないまま、flicka nail Bits<Shred>(ホワイト)を六芒星の近くに3本ずつのせる→仮硬化
- 凸凹が気になる部分にWG-0を塗り重ねる→硬化
- 艶まるで爪全体をコーティング→硬化
暇さえあればspice bitsシリーズを使ってますね、ヒヒヒ。六芒星の流れ星は元々flicka nail artsさんがこのシリーズの販売を始めた頃に載せていたデザインでして、このデザインがやりたくてやりたくてずっと買いたいと思ってました。
で、遂に買えたものの星を使う機会を失ってたのですが、そろそろ七夕だしいいかな? と、このタイミングです。
いや〜〜〜三角のホロ2つで六芒星とか、全っ然思いつかない。このデザインを初めて見た時、雷に打たれたような衝撃がありました。こんな使い方あるんだ!? って。自らの発想力の貧困さを痛感するしかない。
親指以外は流れ星も3つくらいに。全部同じ向きにすると微妙な仕上がりになりそうだったので、六芒星の部分・尾の部分をそれぞれ反対向きにしたり斜めにしたりしています。
ちなみに、尾の真ん中部分の<shred>を短めにした方が流れ星の疾走感が出ているような気がしました。流れ星、実は本物をちゃんと見たことがないんですけど、なんかメチャメチャ早いイメージだけはあるので疾走感が出てちょっと嬉しかったり。
spice bitsシリーズはrednailsさんやBonnailさんで売ってます。薄くて埋め込みしやすいし、<shred>は長さが3種類入ってるのでカットしなくても色々使えるしで本当におすすめです。
くるみネイルのやり方
- テラコッタジェルのホワイトを爪全体に1度塗り
- 硬化しないまま、表面にザクザク感が出るように筆で立体的にする→硬化
- ノンワイプトップジェルを爪全体に薄くコーティング→硬化
- アイシングジェル(クリア)でくるみの模様をランダムに描く→硬化
- メタリックパウダー(シャンパンゴールド)を爪全体にこすりつける
- ダストブラシで余分なパウダーを除く
- 艶まるでコーティング→硬化
このくるみネイルは、ミラーパウダーを使った立体的かつ繊細なアートがとても素敵なAmie Nail.さんのデザインです。
IGTVで色んなデザインのやり方を物凄く丁寧に教えてくださる神みたいな方で、他にもうねうねミラーやリングラインネイルなども本当に素敵です。しかもセルフネイル派にも手に取りやすいネイルタウンさんのアイシングジェルでもできるよ〜と! 神……。やり方もIGTV見てもらった方が本当にわかりやすいです。
見た目は結構ザクザクしてますけど、最後にトップジェル(艶まる)を塗ってるので手触りはツルツル系。目下の悩みとしては、トップジェルでエッジまでしっかりコーティングしているはずなのに、すぐにパウダーごと剥がれてくるんですよね。もう少ししっかりめにコーティングすればいいのか、トップジェルとパウダーの相性が悪いのか……? 解決策が見つかったらまたブログに書きたいと思います。
使っているテラコッタジェル、アイシングジェル、メタリックパウダーは↑こちら。
全部ネイルタウンさんで揃えられましたホホホ!
ちなみにメタリックパウダーは今回シャンパンゴールドを使ってますが、他のパウダーの方がギラついてなくて良いかもしれない。私は3日くらい自分の爪のギラギラに慣れず、毎回爪を見るたびにドキドキしてました。
パウダー単品も売ってるけど、どの色が5種パウダーと同じか微妙にわからない。もしや全部違う……? 誰か全色比較してほしい〜!
星空ネイルのやり方
- NE-8を1度塗り→硬化
- NE-36を薄く1度塗り→硬化
- 艶まるでコーティング→硬化
- ジェルミーワンのマットメーカーでコーティング→硬化
色々やってみたけどなんか違うんだよな〜と即オフしてそのまま現実から逃げたくなったので、サクッと終わらせるために他の爪と同じ色を使って塗り重ねました。シルバーラメのNE-8にNE-36を薄〜く塗っただけなんですけど、2度塗りとこんなに色味違うの? って感じになって、そういう塗り方によって雰囲気が全然変わるカラーが心底好きなのでお気に入りになりました。ホホホ。
明け方の星空というか、薄ら明るい時間に輝く星空みたいな。そんな感じのイメージです。調べたら薄明時間と言うみたいですね。ブルーアワー、ブルーモーメントとも呼ばれているそうで、Oh……めっちゃ好きなやつやん……となりました。青とつくもの、全部好き。
七夕が近いという名目でやりましたけど、よくよく考えたら流れ星と七夕全然関係無いですね! ワハハ!